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”学びの引き出しはるラジオ” の尾石 晴(おいし はる)さんに
寄せられたリスナーさんの
『子供が専門学校に行くと言い出し、がっかりした自分に気づく』
を聞いてとても考えさせられました。
この受験生になるわが子を持つリスナーさんは、
夫婦ともに中高一貫校に通い
名前の知れてる私立大学卒。
そしてわが子も中高一貫校を受験して合格し、
勉強、スポーツともに頑張っていて
それをずっと応援してきた、
当然、大学に行くと思っていた。
それなのに、最終的に子供が行きたいといったのは
名前さえ書けば入れるような専門学校の名前を
言ってきた。
「なんで?」と思ってしまう
自分の価値観が揺るがされるような
ドス黒い感情に気づき、戸惑っている。
というような内容で、
(もしわが子が同じようなことを言ってきたら)
晴さんだったらどう思いますか?
というような問いかけでした。
専門学校卒の私の場合
これを聞いて私も考えました。
長女は今大学生ですが、高校生の時にもし
専門学校に行きたいと言ってきたら?
どうしてたでしょうか。
きっといったんは大学の方を進める、と思います。
私が専門学校に進学したのは
大学受験に失敗したからです。
受験勉強などしなくても
誰でも入れる専門学校へ行きました。
もちろんそこで学んだことや
仲良くなった友達のことなど、
良かったところもありました。
でも40歳ころからずっと
より多くのことが学べて、視野が広がりそうな
大学へやはり行ってみたかった、と思うのです。
だから娘達には大学へ行って欲しい、と思うのかもしれません。
なのでこのリスナーさんの
自分の価値観が揺るがされるようなドス黒い感情、
が少しわかる気がします。
ちなみに晴さん自身は大卒ではあるが、
大学だろうが専門学校だろうがわが子が自分で
決めて行きたい、と言ってきたのであれば
それでいいそうです。
要は本人次第であり、自己決定が大切であると。
自己決定することなく、大人になった人は
そしてこうとも言われていました。
皆から大卒がいいいよ、とか
あの大学へ行った方がいいよ、と言われて
その道に進んだ人は、30歳~40歳になった時に
これで良かったのだろうか、と迷っている人が多い気がする。
逆に自分で進む道を決めてきた人は、
自分が選んできた道を正解にしようとする力(自己決定力)
が育っているので、そこに対してのかっとうを抱えている方が
そんなに多くないのではないかと思う。
そしてそういう人は学歴が必要だと思ったときに
30歳~40歳くらいになった時、
大学や学校に行きなおす、という選択をしている人も多い。
という事は、親の期待と価値観とは違う
専門学校へ行きたい、と言ったその子供さんの
「なぜなら、」という考えがあるなら、
その子は自己決定力がしっかり育っている子で
18歳以降の人生ことをよく考えていて
とてもいい事ではないか、とおしゃっていました。
なるほどな~、と思いました。
確かに私もどこかに、
良い大学、良い会社(ホワイト企業)に入って欲しい、
という価値観はあります。
けれど、晴さんも言われてましたが
この腹黒い気持ちと戦っている親御さんは
最終的には、
子供さんを応援すると思う、と言われていました。
私もそう思います。
子供に強い自己決定力があるのなら応援してやりたいって思うのが
親ですものね。。
最後に晴さんは
そうはいっても日本はまだ学歴社会的なところがある。
大事なことは周りからどう見られるかよりも
自分の意思決定で人生を選んできたか、
重要な岐路に立った時に自分で決めたか、
ということではないか、と言われていました。
私はどうだっただろう🤔、と考えました。。
大学に行けず、
専門学校に行くと行ったのは自分だったと思います。
はるか昔のことで、記憶があいまいですが。
ということは自分で決めたのかな。。
自己決定力の大切さ。
確かに自分で決めたことは、
誰かのせいには出来ませんものね。
勉強になりました😊
水仙が咲いていました!(春ですね~)
