先週末、高校生の次女がシャワーを浴びている時に失神しました。
倒れた次女を発見したのは私です。
深夜12時過ぎ、私は2階の部屋でそろそろ寝ようと布団に入ろうとした時でした。
バタン、バタン!!と1階で音が聞こえました。
”何の音?!” と急いで1階に降りると誰もいません。
お風呂の電気がついていたので、ドアをあけると素っ裸でうつ伏せで倒れている次女。
「○○!!!」すぐに駆け寄って次女の名前を何度も呼びました。
しかも倒れた口から血が出ているように見えました。
(後から分かったのですが、次女の長い爪が折れて出血したものでした)
夫の名前を大声で呼んで”119番に電話して! ” と言った後も次女は意識がありません。
パニックになっている私はただ次女の背中をさすりながら名前を呼び続けました。
夫が119番の指令員の方と話しながら、
「〇〇を仰向けにしてって!」というので、うつ伏せになった次女を仰向けにしようとしました。
ところが169㎝ある次女。お風呂が濡れていて滑るのもあり、なかなか動かせません。
夫と交代しましたが、夫も次女を仰向けにすることが出来ず横にするのがやっとでした。
少しづつ意識が戻っていった次女
電話口から「娘さんは息をしていますか?。」という司令員の方の問いかけを聞いて
夫が次女の口元に耳をあてました。
「息をしているように思います!」と夫が言い、私は「息をしているようです。」と伝えました。
本当は仰向けに出来たら心臓の音で確認できたのでしょうけど、
仰向けに出来ない、となったので息の確認となったのです。
そして落ち着いた指令員の方の声。
「今救急車はもう向かっていますので、お待ちください。」
と言われてから、5分くらいしたらサイレンの音が聞こえてきました。
サイレンの音と同時に夫に「服!」と言われて私は我に返り、
次女をゆっくり立たせて下着を着させ、椅子に座らせ傍にあった服を着せました。
救急隊員の方が到着したときはまだ次女はボーっとしていましたが
支えられて自分の足で歩いて救急車に乗り込みベッドに横になりました。
続いて救急車に乗った私に隊員の方が、次女が倒れた時の様子を尋ねられました。
119番の方には ”娘が口から血を流して風呂場で倒れている!”
とパニック気味に言いましたが、
救急車で横たわっている娘の小指から血が出ている様子を見て
「すみません、出血は口からではなくて指からだったのかもしれません。」
と説明しました。救急隊員の方はわかりました、と淡々と娘の様子をメモをしている間に
他の隊員の方が「○○病院に向かいますけどいいですか?」
と聞かれて「はい、お願いします。」と答えてから、
深夜だったせいか渋滞もなく、10分くらいであっという間に病院に着いたように思いました。
次女は2泊入院しました
脳神経外科病院に運ばれた次女はだいぶ回復しましたが、
CT、MRI、心電図、てんかんなどの検査をして、2泊の入院をしました。
異常が見当たらないと言うことでホッとしましたが、
失神を一度でもした場合、お風呂はゆっくり入るなど
普段の生活は気を付けないといけないと医者に言われました。
結局失神の原因はわからないままですが、
次女は朝が弱く低血圧なのもあり、極度の貧血があったのではと思っています。
けれど ”てんかん” の検査をして診断が出るまでは気持ちが落ち着きませんでした。
最近は学校の勉強、バイト、塾、友達と遊んだりと忙しく楽しくしていた次女です。
大学生活は一人暮らしがしてみたいと言っています。
もし”てんかん” の診断が出たら車の運転も出来ないし、
現在利用している原付バイクにも乗れません😞
何よりまたいつ失神が起きるかもわからないので、
一人暮らしをさせてやる事は出来ないのでは、とかいろいろ考えていました。
なので”てんかんではないでしょう” と医者に言われた時は嬉しいというか安心して
”良かったね、〇〇!、先生、ありがとうございます!” と言っていました。
けれどやはりお風呂は心配
あれから5日経ちました。
けれどまだ次女が風呂に入って中々出て来ないと倒れたときの様子がフラッシュバックして
どうしても不安になります。
つい「大丈夫?!」と風呂に入っている次女に声をかけてしまいます。
次女は「大丈夫だから。」と言いますが、しばらく声をかけてしまうでしょうね😑
今年2回目の救急車
思えば5か月前にも次女の交通事故で救急車に乗りました↴
どちらとも大病には至らなかったのが幸いでした。
救急隊員の方々、今年は2回もお世話になりました。
そして出来ることならもう救急車には乗りたくないです。
2泊3日の入院費(高っ!)
聴く読書♪で目と心を休めます・・