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介護

”「自立」とは自分ひとりで何でもできることではなく”

「自立」とは自分ひとりで何でもできることではなく、親以外に助けてもらうようになることです

私の中では最近心に響いた言葉です。

Xでフォローしているコーチング起業家 ”かっつん” さんのポストです。

他に ”自立とは” でインターネットで検索してみると、色々出てきますが、

”親元を離れて自分一人で暮らしていくのが自立だと思っていたけれど、

それだけでは自立とは言えない。

「助けて」と言えて、他人を頼ることが出来る人になってこそ

本当の意味で自立している人と言う・・”

などなどここでもやはり、人に頼ることの大切さをうたっていました。

他人にはなかなか「助けて」とは言えない

10数年前母親が倒れた時のことを思い出しました。

そういえば父は初めから私たち妹弟(特に私)に頼ってばかりだったなと。

子供だから親の面倒を見るのは当然、という考えの人だからです。

母のご飯のこと、お風呂のこと、トイレのこと・・

突然これまで家事をほとんどやらなかった人が、自分だけの事ならまだしも

病気の妻の事もしないといけない。

それは心配だったと思います。

けれど私たちも各々の家庭があって、毎日はお世話できません。

デイサービスが決まるまでの時間はなんとか交代でやり過ごしましたが、

ほとんどの世話は一緒に暮らす父親です。

施設入所も考えましたが、同居者がいるのもあってすぐのことにはならないのです。

あと実家はそんなに裕福でもありません。

高額な有料老人ホームにも入れないのです。

近所の特別養護老人ホームはすでに100人近く待っている、と言われました😮

一応順番待ちの名前は書きましたが・・。

介護は一人では出来ない

何だかんだとありましたが、11年間父は母を在宅で看てくれました。

母より6歳年上の団塊世代の父親はきっと自分の方が先に倒れ、

母にお世話をしてもらう事になるであろう、と想像していたはずです。

だけど先に母が倒れてしまった。

父は74歳にして初めての介護体験ではありましたが、

私たちとたくさん言い合いしたり励ましあったり、

ケアマネージャーさんやデイサービスの方々の助けを借りたりしながらなんとか

やり過ごした、いえ母を看てくれました😏

こんな事を言ったら父に怒られるかもしれないけれど、

今思えばたくさんの人に頼ることで母の介護を乗り越えた父は

もしかして86歳にして初めて「自立」した人になったのでは?と思ってしまいました。

ということは私は(いろんな意味で)・・まだ「自立」していないかもしれませんね😑

母の病気のことはこちらに書いてます↴

ネコちゃんのラスク、見つけました💕

ネコちゃんのラスク