夫は結婚当初から遠方で暮らす夫の両親を
呼び寄せての同居を望んでいました。
当時29歳だった私は、
「完全同居は嫌だけど2世帯住宅ならいいかな。
すぐの事ではないし。」
とあまり深刻に考えずに夫と結婚しました。
あれから21年が経ちました。
義父は私達が結婚してすぐ病気で亡くなり、
義母は一人暮らしになりました。
けれど未だ義母を呼び寄せることが出来ていません。
高齢女性で一人暮らしなんてザラにいる。
健康であれば、わざわざ遠方から呼び寄せなくてもいいのでは?
と言われたりします。
けれど、
夫の実家はかなり古いです。(ボロボロです。)
義父がなくなった時に出たらしい保険金で
リフォームすることも出来たのに
義母はそのお金を私の夫と義弟へ与えました。
義母は夫(長男)の事が大好きです。
きっといつかは夫と暮らしたいと思っていて、
そして夫も義母に苦労を掛けた責任として
一緒に暮らしたいと思っているのを知っています。
けれど私は気が強い義母が、結婚当初は苦手でした。
なので同居なんて無理だな、とずっと思っていました。
それが5年ほど前に義母は大病を患って以来、
性格が少しまるくなったのです。
年を取ったせいもあると思いますが😏
2世帯住居にして、
晩御飯を毎日一緒に食べるくらいいいかな、
と思うようになりました。(私も年をとったのですね😏)
同時に私の実母が一昨年亡くなって、
実家の通い介護生活が少し楽になりました。
まだ父がいますが、
義母みたいに遠方ではないので、何かあればすぐにかけつけられます。
けれど義母は遠方でしかも傾きそうな家に一人暮らしです。
きっと義母は
”家の準備ができました。どうぞ来てください。”
という言葉を待っていると思います。
その義母がくれたお金を私たちは
今の土地の購入資金の頭金にしました。
それから55坪程の土地に20坪程の小さな家を建てました。
義母の家までは建てられず、
私たちの家の隣の更地がガランと空いています。
21年間も💦
その間に長女は進学で家を出ていきました。
その長女に今はお金がかかり、義母の家を建てる資金計画はまた遠のき、
未だ義母を呼び寄せることが出来ずにいます。
もうこうなったら、2世帯住宅はあきらめて
出て行った長女の2階の部屋に義母を呼ぼう、となったのですが、
義母に2階はしんどい、と言われあきらめました。
ちなみに1階にはキッチン兼リビングしかありません💦
けれど同時にホッとした私がいます。
やはり完全同居はしんどい(しかも自分の部屋もない)かなと、
思っていたので・・
そしてその長女の部屋を今現在私が使っているので、
義母のことを思うと
申し訳ない気持ちがあると同時に早く隣に家を建ててあげなければ、
80歳の義母があのボロ家で逝ってしまう!
と焦りのような気持ちが襲ってきます😱
きっと夫も同じでしょう。
このままでは義母からしたら、
”同居するする詐欺”
に合っているようなものですものね😒
というわけで増築の資金をためるためにも
まだまだ頑張って働かなければならぬ、
と思う今日この頃です😑
帰省した長女とキャンプで作った焼きそばパン💕